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問題です。
防水性能のいい時計は、そのままお風呂の中につけても大丈夫?
 
どうでしょう。
 
答えは×です。
実は意外かもしれませんが、時計にとってお風呂は大敵なんです。
 
10気圧防水とか防水性能のいい時計だったら、防水なんだからお風呂に入れても大丈夫だと思ってしまいますよね。
え、思わない! 
でも結構思っている人やお風呂場で時計も一緒に洗っちゃえとかで時計をお風呂に入れていたりするんです。
 
どうして防水時計なのにお風呂はだめかって。
 
それは時計のケースと裏ブタやリューズには、通常パッキンといってゴムが入っています。
それが、お風呂に時計を入れるとパッキンが温度で伸びるてきます。(緩むというほうがいいでしょうか)
 
その状態でお風呂の中に入れるとパッキンが緩んでいるので、防水性能が落ち、お湯が入りやすくなります。
 
ほかには、お風呂から時計を出し気温が下がるとパッキンが縮みます。
縮んだときにできたわずかな隙間から周りの水蒸気が時計の中に入りやすくなります。
 
時計の中に入った水分は回路を壊したり、錆びで時計を壊したりすることがあります。
 
メーカーとしては防水性能は、あくまで水に対しても性能であって、お湯に対しての性能ではないです。
 
気をつけてくださいね。